スカイリム リマスター スイッチ版 日本よ、これが自由度だ

ニンテンドースイッチ
スポンサーリンク

スカイリム リマスター スイッチ版 日本よ、これが自由度だ

200字概略 任天堂スイッチで世界最高の自由度を

スカイリム‐リマスター スイッチ版。自由度の高いオープンワールドと言えば世界のゲーマーがSkyrimの名を挙げる。

主人公はまだ誰でもない。剣士でも魔術師でもいい、善人でも悪人でもいい。ドラゴンと戦っても帝国と戦争しても、はたまた吸血鬼として生きてもいい。あなた自身の分身なのだから。最初は何をすべきか戸惑うだろう、しかし目前にある真の自由に気付いた時あなたはもう一つの人生をこの世界で生きる事になる。

あなたはどんなキャラクターにもなれる

例えば主人公のしっかりいるゲームでは主人公の性格、振る舞い、生き方、あるいは戦い方や倫理観が100%自分好みである事はほぼ無く(お人好し過ぎ、剣より魔法で戦いたい、見た目ゴツ過ぎ等々)、どうしても他人が主役の映画を見ている様な部分がある。しかし、スカイリムではそれが無い。主人公たる人物のあらゆる側面はプレイヤーの決定で決まり、100%自分の分身となるキャラクターで冒険の旅に出られるのだ。あなたの任天堂スイッチの中に一つのワールドシミュレーターが出来ると言っても過言ではない。

スカイリムでは主人公をどんな人物にするかが完全に自由である。普通のゲームなら主人公は何をしている人物でこういう目的があり~と設定があるのが大半だが、何もない。種族も性格も職業も家族構成も生きる目的も全てプレイヤーが決める事になる。この主人公の人格設定的な自由度は、自分がゲーム世界のに生きているという没入感を強烈に高めてくれる。

この高い自由度を支えているのが、後述する幅広すぎるスキル、メインストーリー級の物語がいくつもある膨大なクエスト、そして10年以上続くシリーズならではの重厚なハイファンタジー世界観である。

幅広すぎるスキルと装備

スカイリムはスキルと装備が死ぬほど幅広い。剣と魔法の2種類、なんてレベルではない。

スキルは戦闘用なら片手武器、両手武器、盾、弓、竜の力、破壊魔法、召喚魔法、補助魔法、幻惑魔法、回復魔法、ステルス、はたまた人狼化や吸血鬼化というレアな選択肢もある。

戦闘以外にも、商取引やトラブル時の交渉に役立つ話術、武器装備や薬品を作る鍛冶や錬金術等の生産系、盗みに使えるスリやピッキング等戦い以外にも世界で生きるための技術がスキル化されている。

武器装備も選択肢が山ほどある。戦う装備だけをとっても片手剣、盾、メイス、斧、両手剣、戦槌、ダガー、二刀流、弓、魔法各種、魔法の杖、なんなら己の拳まである。近接武器などは同じ種類でも見た目は大量にありシンプルな騎士の剣、エルフのお洒落な剣、オークのゴツイ剣、日本刀風や悪魔の剣まで山のようにある。(殆どの武器は最大強化できるので好きな物を最強に出来る)

武器以外の装備品も同様だ。人間エルフその他各種族の鎧、狩人風の革鎧、魔術師のローブ、各組織の構成員が身に着ける装備、自分がこうだと思うスタイルで冒険の旅を歩むことができる。

メインストーリー級の物語がいくつもある

スカイリムのメインストーリーは復活した古代の邪竜と戦い世界を救う物語である。しかし、メインストーリーなどスカイリムのほんの一部でしかない。メインストーリーに匹敵するボリュームのストーリークエストが、このスカイリムにはいくつも散らばっているのだ。

例えば筆者などは開始早々にメインストーリーを放置し、リアル数か月の間好き勝手に旅した。魔術を極めて魔法大学のマスターに上り詰めたり、吸血鬼のお姫様(かわいい)を助けてヤバい吸血鬼集団の親玉と戦ったり、色々楽しく過ごした後にメインクエストに手を付けた。(ドラゴン倒して世界を救った後は暗殺教団に入って帝国の皇帝を暗殺したりしました)

上記のほかにも、統一を目指す帝国軍と民族主義的反乱軍との内戦や、戦士としての栄光を追求する戦士団への加入など、それ一つで一本のゲームが成立するようなストーリーが複数あるのだ。

ちなみに筆者は何処にも所属しない放浪の魔術師という設定だったので、内戦ストーリーラインには敢えて手を出さず勧誘を断った。選択肢が多い故に敢えてクエストを受けないという選択肢も生まれ(全てのクエストを消化することは現実的でない。ボリューム的に)、それがまたゲーム内の人生に深みを加えていくのだ。

ゲーム体験を味付けする、20年練り上げられた世界観

スカイリムはエルダースクロールシリーズと呼ばれる20年以上続くファンタジーシリーズの最新作だ。長い時間をかけて練り上げられてきた大作小説の様な重厚な世界観は、ここ数年の企画で作られたぽっと出のゲームや漫画とは説得力が違う

世界に散らばる膨大なサブクエストにはしょうもない物も多いが(ラブレター渡してくれとか)、そうした世界観に深く触れるものもある。この世界に太古から存在する悪魔との接触、過去に滅びた種族の遺跡探索、そして時にはクエストの果てに悪魔のアーティファクトや古代の遺物が手に入る事もある。こうした深遠な世界観設定を帯びた装備品を収集し、また気に入った物は身に着ける事であなたのキャラクターに更なる設定を付加し、あなた自身の物語を味付けするのだ。(筆者の装備品は狂気を司る悪魔との取引で得た杖と、古代竜教団の神官から奪った仮面である。裏切りの悪魔から得た刀は趣味じゃないので魔法大学に封印してある)

また脇道だが触れたいのが書物。ゲーム内で読める書物が400以上ある。(筆者こと放浪の魔術師主人公はこの書物集めが大の趣味であり、遺跡や古城を探索する際は必ず書棚を漁り魔法大学に持ち帰ったものだ)これはここで語っても説得力はないが実に面白い。様々な部族の歴史や伝説、歴史上の人物の伝記、神や悪魔にまつわる神話、武器や魔法に関わる戦術書(しかもゲームプレイ的にちゃんと参考になる様書かれてる)等々、世界観への理解が深まりゲーム内の会話やストーリーが更に楽しくなる。


The Elder Scrolls V: Skyrim(R) - Switch
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ニンテンドースイッチ
オープンワールドマスター

コメント