アサシンクリードオデッセイ クラウドバージョン PS4の大作オープンワールドをスイッチで
200字概略 古代ギリシャを巡る壮大な旅 王道オープンワールド
アサシンクリードオデッセイ‐クラウドバージョンは、古代ギリシャを舞台としたオープンワールドRPGである。クラウド版=無線環境必須だが、携帯機としては別格でPS4に匹敵するクオリティを誇る。
スタイリッシュなアクション、美しいエーゲ海世界の旅、陸海で展開される大規模戦争、古代ギリシャの英雄となるロマンなストーリー。紛う事無き大作である。無線環境は試遊版で無料テストできる、意外と動くので是非お試しを。
クラウドゲームとは 無線環境必須だがPS4並みのクオリティ
結論から言うと、そこそこの無線通信環境が必要である。通信速度がどれくらい推奨とか面倒な話はあるが、とりあえず無料の体験版があるのでまずは普通にうごくか試してみると良い。ゲーム側で環境に合わせて最適化してくれるので意外と何とかなる。
スイッチのゲームを紹介するページで言うのも難だが、最近の据置機はすごい。ものすごいマシンパワーだ。 その最新鋭のマシンパワーが発揮されるのは実写並みのグラフィックだけではない。オープンワールドでは桁違いに広いフィールドに無数の物体やキャラクターを配置し、動かす必要がある。マシンパワーは世界の広さと密度に直結するのだ。
そんな最新鋭クオリティのゲームがまさかのスイッチでプレイできる。それがアサシンクリードオデッセイ-クラウドバージョンだ。無論、据置機の最新ゲームがSwitchでまともに動く筈は無い。しかし動くのだ。そう、クラウドゲーミングならね。
小難しい話しになるが、企業が所有するサーバー上でゲームが実行され、実行結果であるゲーム画面やプレイヤーの操作情報を無線でやり取りする。これがクラウドゲームの仕組みだ。無線が必要という事は、自宅なり、WiFi環境が整った場所でしかプレイできない。携帯機の強みはやや失われているかもしれない。
しかし、PS4クラスの高額据置機を所有していないSwitchユーザーにとっては、手軽に最高級のゲームに触れるまたとないチャンスだ。やはりハリウッド映画並みの予算をかけた最新鋭のゲームは凄い。特にPS4未所持のswitchユーザーに強くおすすめする
多様なアクション アサシン=ニンジャ+剣闘士+海賊+冒険者
アサシンクリードシリーズの魅力はスタイリッシュかつ多様なアクションの数々だ。
移動においてはパルクールと呼ばれる現実のエクストリームスポーツの要素を取り入れ、忍者の様に屋根から屋根へと飛び回る事ができる。目に付くオブジェクトの大半に登る事ができるのだ。(ブレスオブザワイルドも参考にした部分と思われるが、これが出来るとただの移動が一気に幅広く面白くなりいつまでも飽きずに遊んでいられる)
戦闘もスタイリッシュ、かつアクション初心者からベテランまで楽しめるデザインになっている。武器の幅は広く(剣、槍、弓その他諸々)、モーションも非常カッコよく作られているので戦っていて非常に爽快。同時に難易度調整が出来るので初心者でも無理せず楽しめ、腕に自信があるならば最高難易度を選べばとてもゴリ押しでは突破できないガチさになる。
海戦要素も魅力的だ。乗組員を集め、船を強化して大規模海戦に挑む。一人の剣士だけでなく、強力な戦艦の船長としての戦いも楽しめる。過去のアサシンクリードシリーズではカリブの海賊をモチーフにしたタイトルがあり、その時大好評を博した海戦が復活した形だ。決しておまけレベルではない、本格的な海上戦闘が楽しめる。
そして世界に散らばる膨大なクエスト。特にメイン以外のサブクエストややりこみ要素が物凄く大量にある。危険な陰謀から下らない悩み事まで様々なサブクエスト、海や山や古代遺跡での宝探し、まさかの怪物討伐等々。この辺はブレスオブザワイルドやウィッチャーに近く、ただのお使いではなく一つ一つの要素にしっかり物語が作ってあり作業感はまったく無い。
美しくバラエティ豊かな古代ギリシャの風景
美麗さに関しては語るよりは見たほうが早いと思うので、ページ最初のトレーラーは是非見てほしい。
筆者もグラフィックがいいゲーム=いいゲームで無いことは百も承知である。しかし、元々いいゲームにグラフィックが合わされば更に楽しめるゲームになる事もまた事実だろう。特にオープンワールドにおいて風景の美しさは旅の楽しみの重要な要素である。なんだかんだ言いつつ実写と見紛う雄大な自然の風景を馬に乗ってゆっくりと進むと感動してしまうわ。
風景の多様性も飽きないための要素である。美しいエーゲ海、雄大な草原、険しい雪山、そして血みどろの戦場(陸海)と、何か月もプレイしても新鮮さを失わない舞台設定がなされている。
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